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第2回『今宮純クロストーク・ミーティング』開催レポート

F1ファン、真夏の集い───。
当サイト恒例(になりつつある)の『今宮純クロストーク・ミーティング』の第2回目が、GPカレンダーも夏休みを迎える8月6日、東京青山「ホテルプレジデント青山」で開催されました。真夏のイベントに相応しく、猛暑の土曜日となりましたが、遠くは関西から約50名のファンにお集まりいただき、中盤戦までの05年シーズンをテーマに、熱く語り合いました。

 
□ 第1部 今宮純スペシャルトーク
〜05年シーズン前・中盤戦を振り返る〜
 
話題の中心はやはりヨーロッパラウンド前半戦以降のマクラーレンの強さについて。特にK・ライコネンの成長について、ドライビングも含めて今宮さんの視点で語っていただきました。ヨーロッパGPニュルブルクリンクのクラッシュは、大きな事故にもつながりかねないアクシデントでしたが、それ以降は非常にミスも少なくロジスティックに戦っている。チーム発足以来の大不振とも言われた04年シーズンを、何とか取り戻そうとチーム全体が攻めている中盤戦。ドライバーズタイトルは難しいにしても、コンストラクターズタイトルは、あと2回、1−2フィニッシュを決めれば簡単にひっくり返る。結局、鈴鹿日本GPまでもつれるだろうというのが、今宮さんの見解でした。もちろん、F・アロンソ、G・フィジケラを擁するルノー躍進についての話もあり。中身の濃い前・中盤戦の総括でした。
 
□ 第2部 〜JAPANパワーは期待通りの活躍を見せてくれたか〜
ゲスト:左近俊彦「F1 MODELiNG」編集長
 
ここからは「F1 MODELiNG」左近編集長をお招きし、ホンダ、トヨタ、ブリヂストン、そして佐藤琢磨選手と日本勢の活躍について、総括してもらいました。司会役(?)を買って出てくれた左近氏が、まず触れたのがフェラーリの不振について。ここから、BSの今季のタイヤ開発の現状について切り込もうというわけです。タイヤ・サプライヤーとして今季に臨むフェラーリの見通しの甘さをモロにかぶってしまった感のあるBS、コンパウンドはもとよりタイヤ構造の見極めに時間がかかり、ようやく「いいタマが見つかった」のがドイツGP終了時という驚きです。結果、ハンガリーGPではM・シャーマッハーが圧倒的な速さを見せてPPを獲得。BSのポテンシャルの高さを証明しました。今季、大躍進のトヨタについては、元ミシュランのレースディレクター、パスカル・パスロンなどが実はチームの競争力の向上に非常に大きく貢献しているという情報には、参加者の皆さんも驚きの表情を隠せない様子でした。
 一方のBARホンダについては、サンマリノGPで起こった車重違反事件と、その結果を巡る裁定騒動が話題の中心になりました。開幕3連戦ノーポイントいう予想外の滑り出しで始まった05年シーズン。その出遅れをサンマリノではJ・バトン3位、佐藤琢磨5位というW入賞で飾った直後に起こった車重違反事件。裁定の結果は、リザルトの取り消しと、その後の2戦の出場停止という重い処分に、ホンダ上層部ではF1撤退寸前まで検討されたという話題には、参加者の皆さんも驚きの表情を隠せない様子でした。この2戦欠場が大きなハンディとなり、巻き返しを図るにはカナダGPまで待たなければならず、そのギャップがようやく埋まり、エンジン性能の向上が図れるようになったのがフランスGPあたりというのが、今宮さんの見解でした。
 さて、今季はなかなか結果が出ず、苦しいシーズンを送っている佐藤琢磨選手については、プロセスごとに見ていくと、昨年よりもいいレース運びができているというのが、今宮さんの見解でした。ただ、イギリスGPでのスタートミスは、本来プロとしてはやってはいけないミス、コメンタリーブースで見ていた今宮さんも、「あのときの佐藤選手は、明らかに慌てていた」と語っていました。気になる来シーズンのシートは、彼の契約が今シーズンいっぱいなので、トルコGP以降のリザルトが来季の契約に大きく影響してくると予想されていましたが、まさに予想どおりの現状と言えるでしょう。
 
マイ・ベスト・ショット



 
当イベント初企画の「マイ・ベスト・ショット」は、某ドライバー・マネージャー氏のスイカ割り(?)迷ショットから、永遠のアイドル、A・セナのグッド・ショットまで揃いましたが、その中から海外レースを観戦し、大胆にも表彰台で記念撮影を敢行(?)したご夫婦に記念品が贈呈されました。
 
□第3部 フリートークセッション
 
参加者の皆さんに事前に記入していただいた質問を、今宮、左近両氏に回答、解説していただきました。
 
□第4部 プレゼント大会
 

今回も今宮さんの“F1取材土産”のほか、左近氏の「F1 MODELiNG」編集部、株式会社ブリヂストン様よりご提供いただいたF1グッズを、抽選で参加者の皆さんにプレゼントさせていただきました。

次回開催はシーズン終了後の予定です。
多数の皆さんのご参加をお待ちしています。

 

Special thanks

株式会社ブリヂストン様(Mr.Iwamoto)
株式会社 山海堂「F1 MODELiNG」様(Mr.Sakon)
ホテルプレジデント青山 様(Mr.Nakamoto)

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